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スーパーの鰻蒲焼拝見 [本紙記事/速報]


※画像をクリックすると拡大します。

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春の土用丑「うなぎ蒲焼重」予約受付中! <セブンイレブン> [本紙記事/速報]

コンビニエンスストア最大手のセブンイレブンは、今年も全店で春の土用丑の日(一の丑・4月22日、二の丑・5月4日)向けに、「鹿児島県産うなぎ蒲焼重」(税込1,980円、タレ・山椒別添)と、「うなぎ蒲焼重」(中国産鰻蒲焼使用、税込1,280円、同)の予約受付を開始した。価格は鹿児島県産は昨年と同じだが、中国産は昨年より60円高い。


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販促用のチラシは全国2万店超ある全店で、1店舗あたり約50枚、総枚数約100万枚を発行。予約の締切は、一の丑関連商品が4月16日〜18日まで、二の丑関連商品が4月28日〜30日まで。商品引き渡しは一の丑が4月20日〜22日まで、二の丑が5月2日〜4日まで。また、「鹿児島県産うなぎ蒲焼」(税込2980円、タレ・山椒別添)の予約も同時に受け付けている。(価格は昨年と同価格)





近年、うなぎの資源保護の問題が取り沙汰されていることについてセブン&アイ・ホールディングス広報担当者は「日本人にとって身近なものをアピールしたいという思いと、お客様のニーズもあって販売を行っています。販売は通年ではなく、土用丑の日という期間限定で、また土用餅や新茶などのサイドメニューも併せてご案内することで、トータルでお客様に楽しんでいただければと思っています」と話している。



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最新号19.3.15発行しました! [本紙記事/速報]


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主な内容〈8ページ建て〉
▼国内シラスウナギ11トンの池入れにこぎつける 軸の鹿児島県が10日、高知県11日、そして宮崎県が15日と終漁に
▼銀ザケ販売量4,300-4,500㌧予定 『首都圏での拡販にも努める』 宮城県産養殖銀ざけ受入会議 4日/石巻市、石巻魚市場
▼平成30年度 後継者育成事業研修会 8日/東京・中央区、コンワビル サーモン養殖の講演、漁業共済制度の説明等実りある内容
▼えっせい鰻に魅せられて その98 『今、〝生かされている〟ことの意味』
▼950〜760円/Kgで入札 宮城県産養銀初水揚げ
▼新美貴資の「めぐる。」 81『 長良川の文化をどう守るか 奪われた生命の循環』
▼シリーズ活鰻問屋を訪ねて⑤ 三和淡水魚(株) 『活鰻扱いはピーク時の2/3となる700〜800トン/供給面は無論、品質重視を』
▼技術伝承の意識を 〜2日・東蒲青年部勉強会〜
▼「ユニークな商品出展相次ぐ」 FOODEX JAPAN2019を開催 国内外3316社参加 5〜8日/千葉市、幕張メッセ
▼今号のうなLady Vol.130
▼『バンコクに「うなきち」開店』 四万十うなぎ(株)/生冷凍ウナギ使用〜自社生産の純日本産ウナギ〜
▼春の土用丑「うなぎ蒲焼重」予約受付中!/セブンイレブン
▼鮎やますも販売好調 「ふるさとの食 にっぽんの食」全国フェスティバル 3月9日、10日/東京・代々木公園
▼『ウナギのタレを使った「鰻成りプリン」を新発売』 岐阜県海津市「いなりや」
▼百貨店不調、外食は29ヶ月連続プラス チェーンストア・スーパー・百貨店・コンビニ・外食産業の1月分販売概況(各協会資料より)
▼『共存共栄の未来目指し歩む』 <兼升養漁漁業生産組合設立50周年記念式典>〜グローバルニッチなアユ養殖構築目指す!〜 5日/愛知県豊橋市「ホテルアソシア豊橋」 お客様に恥じない経営、恥じない商品を

その他。

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最新号19.3.5発行しました! [本紙記事/速報]


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主な内容(8ページ建て)
▼アユイベント開催に改めて意欲 〜荷受各社・全国鮎生産者会合同会議 1日/東京・豊洲市場、共同会議室〜
▼生鮮レギュラーアユ、今年も始まる! 1日/東京・豊洲市場
▼この3月も期待薄!? 後半戦に入った国内外のシラスウナギ漁
▼前年同月比マイナス35%の大幅減 〜2月分の台湾活鰻台日輸出実績 台湾
区鰻蝦輸出業同業公会〜
▼鮎の炭火焼や田楽も好評 「第1回魚&ジャパンフェスティバル2019」〜3月1〜3日/東京・代々木公園〜
▼組織・人事<日清丸紅>
▼シリーズ活鰻問屋を訪ねて④〈鯉平〉『若手の発掘・育成、重視』
▼真鯉ひろしの「長いものには巻かれよ」その168 〜行楽にピッタリ!「海苔弁山登り」〜
▼「ベルギーグルメフェア」で鰻のハーブ煮込み提供 〜先月20日〜28日/東京・港区「ストリングスホテル東京インターコンチネンタル」〜
▼1月分の通関統計と魚粉・魚油情報
▼ “健康”“時間”“美味しさ”の3本柱 魚の強み活かした61アイテム登場!
〜極洋、2019春の新商品発表会 先月27日/東京・千代田区「ザ・キャピトルホテル東急」〜
▼ 10カ月連続減、最低水準100トン 〜東淡1月分・東京淡水魚卸協同組合〜

その他。
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日本シラスウナギ取扱者協議会ホームページ開設 [本紙記事/速報]

シラスウナギの流通の適正化を目的とした<日本シラスウナギ取扱者協議会>のホームページが先月25日より開設している。


↓↓↓

[ぴかぴか(新しい)]日本シラスウナギ取扱者協議会






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最新号19.2.25発行しました! [本紙記事/速報]


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主な内容〈8ページ建て〉
▼全国から多くの蒲焼専門店が集結!《第10回鰻福会》ホテル・レストランショー、豊洲市場そして親睦会、充実の一日 1都13県から総勢50名が参加 〜節目の第10回を迎えて「皆様と顔を合わせることが力になる」(服部公司会長)〜
▼国内外シラスウナギ情報 〜2ヶ国1地域でようやく10㌧へ 先行き日本国内どこまでのばせるか〜
▼1月の訪日外客数〈日本政府観光局調べ〉前年同月比107.5%、268万9,000人
▼鰻用16ヶ月ぶりに前年実績上回る 〜1月分の養魚用配合飼料生産〜
▼18年の流通量は前年比89.9%の1,465㌧ 過去5年ではもっとも少なく〈東淡〉
▼春商戦目前に控え、宮城県石巻市・仙台市等で見本市開催/19〜20日
▼大高未貴のなんくるないさぁ〜 その69 〜いかに「楽(肉体)」に動くかを追求する時代〜
▼スーパーマーケット・トレードショー2019 〜うなぎ缶詰等関連品多数!3日間で8万8,000人来場〜
▼美味!!「鯉」メニューのお店81 栃木県佐野市「うおさだ」〜リピーターのお客様が増えることに感謝〜
▼シリーズ活鰻問屋を訪ねて③〈(株)丸正小林川魚〉今後も中国、台湾産を軸に安定供給 〜専門店の扱いサイズ、太化に 高値足かせ、後継者なく廃業の専門店多く〜
▼髙崎竜太朗のウナギストワールドツアー40 〜就職祝いにウナギの陶器を購入〜
▼今号のうなLady Vol.129
▼豊洲市場でアユイベント具体化へ 全鮎連、平成30年度通常総会を開催/18日、京都市 〜コスト削減と、各事業形態との提携必要〜
▼練馬のお魚やさん 丸川水産 今旬のオススメ!=その9=
▼昨年のうなぎ放流量、前年比242%の420.5kg 〜浜名湖発親うなぎ放流連絡会〜

その他。
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最新号19.2.15発行しました! [本紙記事/速報]


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主な内容〈8ページ建て〉
▼ワシントン条約附属書掲載回避も予断許さず 日本鰻協会定例会合 〜「今後も台湾との交渉進める」(白石嘉男会長)5日/東京・港区、全荷連事務所〜
▼スーパーマーケット・トレードショー2019開会式 〜新時代に合ったスーパー業界をつくる〜 13〜15日/千葉市・幕張メッセ
▼2ヶ国・1地域で10㌧届かず!!国内外のシラスウナギ採捕・漁獲量 〜国内大半を輸入に依存も7,000kg弱池入れへ〜
▼えっせい 鰻に魅せられて その97 〜専門店、人手不足で様々な動き〜
▼全国の鰻蒲焼支出額が丸一年減少へ 都市部、師走の減少目立つ!! 〜家計調査12月分(速報)2人以上の世帯〜
▼シリーズ活鰻問屋を訪ねて② 千葉県柏市(有)もがみ 〜業界が末長く続くような行動を… 年々、専門店からの“白焼き”“生串”のオーダーが増える〜
▼鰻のお食い初め登場!!うなぎと蟹ちらしセット 〜横浜市金沢区・仕出し割烹さくら〜
▼「国産竹串継承への思い」大分県別府市・竹製品卸売「竹苑」〜専門店が扱う竹串、多くは安価な中国産に〜
▼新美貴資の「めぐる。」80 〜長良川に生きた職漁師・大橋亮一氏を悼む〜
▼美味!!「鯉」メニューのお店80 千葉県野田市「うなぎ山口」〜先が読めなくても真面目に一生懸命〜
▼今号のうなLady Vol.128
▼静かな動きの一方、海外から注目される傾向も 〜下旬には他の荷主も入荷か 豊洲市場・小アユ商戦〜
▼老舗蒲焼専門店「伊豆栄」社員懇親会を催す 4日/東京・港区「八芳園」
▼台湾活鰻輸出・2019年1月分、7ヶ月ぶりの昨対減 〜台湾区鰻蝦輸出業同業公会〜
▼歯を食いしばり食文化守る(富田理事長)平成31年 新年賀詞交歓会開催 〜専門店のプライドとしてお客様が満足できる鰻を!!〜 東京鰻蒲焼商組合、6日/東京・銀座「三笠会館」
▼水産庁がシラスウナギの採捕・流通実態の把握へ 〜ニホンウナギ資源保護・管理さらに強化〜

その他。

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最新号19.2.5発行しました! [本紙記事/速報]

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主な内容〈10ページ建て〉
▼価格高で先行き不透明さ浮き彫り 資源保護、続いて予断許さず 〜日本鰻輸入組合・新春鰻情報交換会、1月30日/日本鰻輸入組合事務所〜
▼うなぎは三嶋大明神の使者、“水の都”三島を散策/静岡県三島市
▼2ヶ国1地域で8.4㌧ 中国、上海まだ伸びない 〜国内外シラス〜
▼FOODEX JAPAN2019 台湾加工老舗「佳辰実業」出展 鰻と桜海老大々的にPR!!/3月5〜8日まで
▼外食好調も、百貨店マイナス続く 〜チェーンストア・スーパー・百貨店・コンビニ・外食産業の12月分販売概況〜
▼第2回古河うなぎまつり開催 うなぎ弁当1,500食完売!!〜1月27日/茨城県古河市・古河駅前〜
▼「鰻の味忘れないで…」(関野会長談)〜寒の土用うなぎまつり、三島うなぎ横町主催〜 うなぎ資源保護も同時PR
▼日本食研、うなぎ蒲焼出展!第11回メディケアフーズ展/1月23〜24日、東京ビッグサイト 〜介護・医療施設から根強い人気!!〜
▼「おかみさん会」開催、2日/東京・渋谷「花菱」
▼今号のうなLady Vol.127
▼「一にも二にも後進育成」〜東蒲青年部新年会、1月26日/台東区「一直」〜
▼美味!!「鯉」メニューのお店79 千葉県成田市「三はし」〜改装後も変わらぬ味をお客様に〜
▼12月分の通関統計と魚粉・魚油情報
▼ニジマス特別授業&特別給食開催 〜五年生児童が生態等学ぶ〜 先月23日/東京・江戸川区、第二葛西小学校
▼真鯉ひろしの「長いものには巻かれよ」その167 〜新しいサービス形態「松屋」のセルフサービス店舗へ〜
▼小アユ初入荷!時期尚早感の一方、一部の客からは注目集める/1日、東京・豊洲市場
▼練馬のお魚やさん 丸川水産 今旬のオススメ!=その8=
▼高品質な惣菜で美味しさ引き出す ニッスイ2019年春・夏新商品発表会/先月29日、東京・港区「八芳園」〜発売30周年記念で「おにぎり」のバリエーション増加〜
▼むきカキ早々に完売 、「松島かき祭り」/3日、松島海岸グリーン広場

その他。

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今号のうなLady〈Vol.81〉 [うなLady]


櫻井 智恵子さん(32歳)
松坂屋上野店 販売企画(東京都台東区)

▼どんなときにウナギを食べたいと思いますか?
-土用の丑の日や、夏バテ気味のとき。頻度はそう高くはありませんが、去年はうなぎ屋さんで食べましたので、今年もまた行きたいと思います。

▼ニホンウナギが絶滅危惧種に指定されたことについてどう思いますか?
-なるべく信頼性の高い国産を食べたいので、一日も早く完全養殖が進んでくれることを願っています。ウナギの生態が完全に解明されるといいですね。

▼お仕事ではどのようなことを心がけていますか?
-販促の企画や実行を担当していますが、常に主観だけではなく、一消費者・一人の客の立場として、さまざまな客観的な視点から企画・立案することを心がけています。

▼お仕事のやりがいをお聞かせください。
-イベントを実行した際に、お客様から「とても面白かった」「こんな企画をしてほしい」といった声をいただくとやりがいを感じます。そうした声を違う企画にもつなげています。

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「蒲焼店が考える“これから”」97 〜2017年4月5日号掲載〜 [蒲焼店が考える“これから”]


二代目 髙野俊明氏
(川八/静岡県南伊豆町)

『もっと天然うなぎの保護強化すべき』

4月に入り、各地で桜が開花、エリアによっては満開を迎えるなど待望の春到来となった。陽気も緩む中、夏へ向けての期待感が強まる今日この頃。ところで、ここ最近の専門店の販売状況はどうだろうか。

「1、2月で前年比約25%増となっています。一昔前の頃の原価率と比べると、現在のほうが悪化していますが、その分客単価がかなり上がっていますので十分カバー出来ていると思います」

近年、外国人観光客の話題が時折、取りあげられるが、現状はどうだろうか、また貴店では販促などを行っているのだろうか?

「販促やインバウンド消費の為の対策に関しては、特に行っていませんが、近年テレビや新聞で紹介される機会が増えた結果、来客数増につながっています。外国人旅行者に関しては年々、確実に増えていると実感していますが、当店では特に対策を実施していません」

ちなみに貴店で扱う、うなぎに対するこだわり、あるいは考えなどはあるのだろうか。

「シラスウナギが不漁になってから、サイズは3.5Pを中心に扱っていました。しかしながら、現在は4P中心の扱いです。良いうなぎというのは、食べて美味しいことは絶対条件ですが、持った感じがしっとりするような、引き締まった新仔がとくにいいと思いますね。産地にはこだわっていません。国産にこしたことはないですが、良ければ国産よりも高い、中国産も使います」

ところで昨今、“絶滅危惧種”だの“ワシントン条約”だのウナギ資源保護・管理問題についてたびたび、取りあげられているが、この件についてはどのようなご意見があるだろうか。

「これだけシラスウナギの不漁が続くと、親うなぎの保護はやはり必要だと思います。“うなぎが高いから“と、釣って食べる方が増えたと聞きます。大うなぎが釣れると新聞記事になったりもします、もっと天然うなぎの保護を強化する必要があると思います」

一方、ウナギ資源問題と同様、根深い問題の一つであるウナギ職人不足についてはどうだろうか。

「私自身、修業は洋食でした。一流の方々に仕込んでいただき実家のうなぎ屋を継ぎました。実際にうなぎを扱ってその深みにはまりました。内容の良い店舗には良い人材が集まっているように思います。お客さんの数が不足しないように対策を考える方が先でしょうか、この辺は家族経営の店がほとんどで後継者がいるかどうかと経営内容で存続が決まってしまいます。育成のほうは実戦でどんどん技術を身に付けさせた方が職人を目指す方もモチベーションが上がりますし、早く戦力になりますし、得策だと思います。不足に悩んだら調理師学校に出向いて、うなぎ職人の魅力を伝える機会を積極的に設けてもらって志願者を獲得しますね。不足しているのは若い子たちからかっこよく映っていないのでしょうね。”下積みが長い“というイメージが強いというのも要因かもしれませんね」

ウナギ資源管理、ウナギ職人の不足問題、など取り巻く環境が大きく様変わりする中、今後はうなぎ専門店としてどうあるべきだろうか?

「うなぎ専門店とは職人(プロの料理人)のいるお店だと思います。お客さんは期待してながら、3,000円のお金を支払うのですから、オンリーワンを目指して地道にファンを増やすしかないと思っています。本年から完全にメニューをうなぎ料理に絞ってうなぎ専門店デビューを果たしました。地魚も天ぷらもすべてやめたにも関わらず、現在までの来店客数は確実に増えています」

[データ]
「川八」
〒415-0152 静岡県賀茂郡南伊豆町湊376-4
電話:0558-62-2215

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スーパーの鰻蒲焼拝見 [本紙記事/速報]


*画像をクリックすると拡大します。

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「蒲焼店が考える“これから”」96 〜2017年3月25日号掲載〜 [蒲焼店が考える“これから”]


三代目 大森啓好氏
(中村家/さいたま市浦和区)

『“心のサービス”大事に、心地よい空間を常に提供』

全国的な春本番が刻々と迫るなか、専門店の販売状況はどうだろうか。

「売行きは、ピーク時に比べれば当然落ちますが、常連さんはじめ、新規のお客様も徐々に増えてきました。うなぎ屋さんを取り巻く状況は厳しいですが、現状維持+αを目指して頑張るのみです。近年は、4年連続のシラス不漁による相場高騰、そして供給不安には頭をいためました。また “ウナギはもう食べられなくなる”や“食べてはいけない“など一般メディアによる“興味本位”的な報道の影響も受けました」

近年、外国人観光客の動向はどうだろうか、また貴店では販促など、行っているか?

「つい先日、弊店では創業80周年を迎え、2日間限定でキャンペーンを実施しました。大幅値引きで鰻重を、またご来店のお客様には割引クーポンをそれぞれ提供させていただきました。普段、販促に関しては別段、特別なことをしておりませんが、今後もお客様のご要望があれば何か対応出来ればと考えています。またこのエリアは、近くに埼玉スタジアムがあり、アーティストのライブ、競技などのイベントがあるとお客様の入り方も変わります。ただ一方で、浦和駅周辺はアーケードがないので、雨など荒天のときは人が出てこないんです。ですから、天気予報等で“大雪予報”と出てしまうともう大変です。ちなみに外国人観光客の割合ですが、全体からしたらほんの数%です」

ちなみにうなぎへのこだわりは何だろうか。

「創業からずっと国産のみを扱い、今でもそれは変わっていません。その理由として、トラブルが少なく安定感があるからですね。また問屋さんとの信頼関係から、ただ重量だけの選別ではなく、“中村家さんなら、このウナギが好まれるだろう”と私どもが好むウナギを選んでくれており、有り難いです。ただ、見た目が良くても実際、白入れると『あれ?』と思うものもありますし、その逆も然りです。同じ活鰻原料でもタレやら、焼き手の技術、お店のスタイル等で大きく変わりますから、一概に活鰻原料をトータル的に判断することは難しい部分もあります」

ところで、昨今のウナギ資源保護問題についてはどのようなご意見があるだろうか。

「限られた資源のなかでは“無駄を減らす”ことですね。また天然ウナギ、あるいはシラスウナギを捕りすぎない事も重要かと思います。今の時代、当たり外れのある天然ウナギを扱わなくても、品質の安定した養殖ウナギがあります。ちなみにウナギは、食べなくても生きていける、のかもしれませんが、やはり長い歴史を持った文化ですし、幸せな気分になれるウナギはやはり特別でありますし、今後、資源を大切にすることはとても重要な事です。ちなみに協同組合浦和のうなぎを育てる会では、ウナギ完全養殖の研究機関への募金を集めているところです」

一方、ウナギ職人不足についてはどのような考えを持っているだろうか。

「イタリアン、フレンチ、中華、和食などに比べ、うなぎはメジャーではない感じが否めない。もっと調理師学校等に働きかけ、“うなぎの授業”を組み込む事も大切。そうした授業を通してまず、ウナギに触れさせるという、取っかかりが大切だと思います」

取り巻く状況が大きく様変わりする中、今後、お店としてどうあるべきだろうか?

「これまで以上に高いお金を払って来てくださるお客様のため、まじめに仕事に従事し、美味しいウナギを提供し続ける事、これだけです。弊社社長にもよく言われるのですが、“心のサービス”を大事に、心地よい空間を常にお客様に提供出来ればと思います」

[データ]
「中村家」
〒330-0063 さいたま市浦和区高砂3-2-12
電話:048-822-2585

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最新号19.1.25号発行しました! [本紙記事/速報]


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主な内容【18ページ建て】
▼鰻まぶし丼、うなぎ味噌等、業界関連続々!『ふるさと祭り2019 日本のまつり・故郷の味』 1/11〜20日 於:東京ドーム
▼今シーズン初の200kg超え、中国のシラス漁本格化 〜国内外のシラス漁〜
▼2019年年頭所感
▼うなぎにまつわるエピソード40〜 ※採用された方はオリジナルボールペン進呈
▼台湾活鰻3年ぶりに増加「前年比114%の2226トン」〜2018年の台湾活鰻輸出〜
▼『かの徳川家康が一番に考えていたこと』〜えっせい 鰻に魅せられて その96〜
▼「第2回 寒の土用うなぎまつり」開催へ 今月27日(日)10時より 〜茨城県古河市‥JR古河駅西口の提灯竿もみまつり会場〜
▼全国の鰻蒲焼支出額11ヶ月連続減 〜家計調査11月分/2人以上の世帯〜
▼新刊紹介『東京歴史さんぽ ー時代をめぐる、町あるきー』
▼マジで本当の自分にアクセスしないと乗り遅れるよ! 〜大高未貴のなんくるないさあ〜 その68〜
▼『ロストラータ種比率さらに高まる 下げ要素ない加工・活鰻輸入の展開は?』新春商社座談会
▼特集:ジャポニカ種にこだわり34年、徐遠宏董事長に聞いたー 養鰻・加工の大手『遠宏集団』(中国広東省台山市)
▼今号のうなLady Vol.126
▼「安定供給には取引先との信頼関係が不可欠」 〜川島長平商店/群馬県館林市〜
▼<新年のスーパー蒲焼拝見![中国産編]>長焼き売価一尾1280〜1480円目立つ、目立つ真空カットものは500〜600円台〜
▼全国からおよそ300種の駅弁が集結! 〜「第54回 元祖有名駅弁と全国うまいもの大会」1/9〜22〜
▼鰻供養開催 〜20日/長野県岡谷市「うなぎのまち岡谷」の会〜
▼3年連続の減少へ 養魚用配合飼料生産/(一社)日本養魚飼料協会
▼前年同月比4.4%増の263.2万人、年間でも過去最高の3,119万人 /12月の訪日外客数 日本政府観光局調べ
▼鰻業界の生産者を大事にしたい」/名古屋市「うな富士」相談役 水野尚樹さん <新美貴資の「めぐる。」79>〜
▼9ヶ月連続のマイナス 落ち込み幅は8.5% /東京地区活鰻流通実績 平成30年12月分
▼2019年春季新商品発表会:働き方改革で中食・外食の利用増加、求められる冷食の価値/ニチレイフーズ、原料にもこだわり新たなステージへ挑戦/マルハニチロ
▼ワシントン条約附属書掲載、一時的に回避も・・・ 〜ウナギ資源に何を思う、ワシントン条約回避と未来へつなげる食文化〜

その他。

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最新号19.1.10号発行しました! [本紙記事/速報]

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主な内容【24ページ建て】
▼平成30年間の歩みを大事に新時代へ 〜“鰻資源保護”“販売強化”両輪をどう進めるか〜
▼年明け「闇の大潮」期待裏切る!! 日本の池入れ2.4㌧と不漁のわりに順調
▼2019年年頭所感
▼ワシントン条約「ニホンウナギ附属書掲載、回避へ」国際取引規制の可能性なくなる 〜引き続き資源保護管理に尽力を〜
▼「うなぎ蒲焼」HACCP認証取得!美味!!「鯉」メニューのお店78 滋賀県大津市「逢坂山かねよ」〜常に進化求める姿勢が必要〜
▼鰻資源保護で業界がすべきこと 〜水産庁増殖推進部栽培養殖課内水面漁業振興室の中奥龍也室長に聞いた!!〜 業界全体の一致団結で“消費者離れ”を防ぐ(中奥室長談)
▼若い世代が参入できる業界作りを! 新春放談、販売強化・資源保護、難しい局面をどう動くか 〜消費の異常な落ち込みに危機感「価格高でマーケットはさらに縮小」(三田俊介理事長)〜
▼取材先で見つけた話題のうなぎ料理専門店、滋賀県高島市「西友商店」〜安定供給とトレースの明確化を徹底〜
▼豊洲市場“初セリ”!!大間産マグロ、史上最高の3億3,360万!
▼今号のうなLady Vol.125
▼髙崎竜太朗のウナギストワールドツアー39 〜ウナギグッズ、総額1万円以上購入〜
▼大高未貴の百鰻件聞録193 〜“大輪の花を咲かす豊洲市場のジローの店”〜 東京・豊洲市場「米花」米花二郎さん
▼多くの市民から支持得る福島県郡山市の養鯉業大手・熊田水産!福島県郡山市「熊田水産」を訪ねて 2018シーズン総括と今後の展望 〜鯉食の文化を廃れさせない!県も安全性PRしてほしい〜
▼今年も鯉食キャンペーン! 〜地元のスーパーも参加、1月11〜2月14日まで〜
▼特別企画・鯉料理店アンケート
▼真鯉ひろしの「長いものには巻かれよ」その166 〜讃岐の冬の味覚「しっぽくうどん」〜
▼台湾活鰻輸出実績:2018年12月分「6ヶ月連続の増加へ」〜台湾区鰻蝦輸出業同業公会〜
▼「うなぎ展2018-2019〜鰻祭〜」浜名湖体験学習施設「ウォット」、2月17日まで
▼練馬のお魚やさん丸川水産 今旬のオススメ!〜その7〜
▼うなぎ串焼きの魅力!!資源の有効活用、リーズナブルさで脚光浴びる 〜うなぎ串焼き専門店「くりから」鈴木店主に伺った〜
▼鰻蒲焼専門店アンケート「高いうなぎを売っていくために工夫していることは?」〜高級イメージ強く、鰻以外の食材にも注力 『また行きたくなるお店』を目指すのみ〜

その他。

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ワシントン条約「ニホンウナギ附属書掲載、回避へ」 [本紙記事/速報]


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第18回ワシントン条約締約国会議への附属書修正案(掲載種提案)が公開された。

『CITES ウェブサイト』

これによると、業界が注目していたニホンウナギは提案に含まれておらず、この結果、今年5月、スリランカのコロンボで行われる第18回ワシントン条約締約国会議での附属書掲載は回避、国際取引規制の可能性はなくなった。

ただ、ワシントン条約締約国会議は近年、3年に一度のペースで開催されている。引き続き、日本はじめ台湾、中国、韓国など関係国・地域におけるウナギ資源保護管理は今後も進めていかねばならない最重要課題に変わりはない。


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購読者の皆様へ [番外編・編集後記]

今年も残すところ、あと僅かとなりました。今年も読者の皆様はじめ、関係各社の方々には大変お世話になりました、有難うございました。


ニュースにとどまらず業界内外の関係者の思いをのせた紙媒体”日本養殖新聞”は、多くの方々の協力のもと郵送用に折り込まれ、多くの郵便局を介し、全国各地、世界にいらっしゃる購読者の皆様のお手元に届きます。同時に、ブログ、ツイッター、フェイスブック、LINE、インスタでなどSNSを駆使し、ニュースなども配信しております。


さて、気になる2019年。元号も変わり、新たなステージへと突入します。業界においても近年目まぐるしく変化するなか、希望の持てる業界にステップアップ出来るよう、望んでおります。


来たる2019年も引き続き、どうぞよろしくお願い申し上げます。それでは皆様、良いお年をお迎え下さい。

日本養殖新聞 編集部一同

[ぴかぴか(新しい)]☆2019年の土用丑☆ [ぴかぴか(新しい)]
冬:1月28日(月)
春:4月22日(月)、5月4日(土)
夏:7月27日(土)
秋:10月31日(木)
※土用入り:1月17日(木)、4月17日(水)、7月20日(土)、10月21日(月)

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最新号18.12.25発行しました! [本紙記事/速報]

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主な内容〈4ページ建て〉
▼年内の採捕漁獲量2500kg 〜国内の池入れ1.2トンへ・年末年始の内外漁期待〜
▼『シラスウナギ漁と相場に振り回された一年』 <読者が選ぶ10大ニュース2018>
▼鰻用14ヶ月連続のマイナス 〜11月分の養魚用配合飼料生産〜
▼18年の訪日外客数3000万人突破! 〜日本政府観光局調べ〜
▼[注意喚起]火災予防!ダクト点検を
▼11月分・通関統計
▼東蒲青年部勉強会
▼うなぎ総合市況
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最新号18.12.15発行しました! [本紙記事/速報]


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主な内容〈8ページ建て〉
▼中国 資源保護への意識高まる「2018中日鰻業民間交流会」開催 〜水産物全般“禁漁区域”拡大 シラス池入れを許可制に-〜 4日/中国福建省・福清市
▼日本国内100kgに届かない 東高型変わらない!!
▼「江戸食の魅力」を大いに語る!!キッコーマン主催 食のトークショー 〜鮨、鰻、蕎麦、すき焼き-日本橋の老舗若旦那が集結〜 8日/東京・港区「キッコーマン東京本社」
▼2ヶ国1地域で1,000kgあるか 〜国内外のシラスウナギ採捕量〜
▼素敵な2019年の迎え方 〜大高未貴のなんくるないさぁ〜 その67〜
▼「第2回静岡ごちそうマルシェ」開催 〜浜松市の竹泉がうな重販売、11〜17日/西武池袋本店〜
▼“クリスマス”と“うなぎ”がなぜ合うのか 〜えっせい 鰻に魅せられて その95〜
▼ネット販売注力で鯉の旨煮をPR 〜美味!!「鯉」メニューのお店77 茨城県土浦市「小松屋」〜
▼ウナギの人工孵化に成功! 愛知県蒲郡市/三谷水産高校
▼今号のうなLady Vol.124
▼師走で活況!豊洲新市場の飲食街 〜寿司、和食、カレー…ジャンルもバラエティーに 5・6・7街区に合わせて39店舗! 外国語のメニューでインバウンド対策も〜
▼新市場にうなぎ屋2店どっしり! 〜創業158年の老舗 うなぎ「米花」、うなぎの美味しさ伝えたい うなぎ「福せん」〜
▼お正月にはアユの甘露煮 〜種類豊富な一方、消費は停滞〜
▼練馬のお魚やさん 丸川水産 今旬のオススメ!その6
▼愛知県、天然親うなぎを放流 〜19日、遠州灘〜
▼順調な採捕で間もなく終漁か 〜琵琶湖稚アユエリ漁〜
▼ニホンウナギなど4講演行う!!第23回「陸上養殖勉強会」セミナー 〜サーモン養殖など密度の濃い内容 10日/東京・港区、東京海洋大学品川キャンパス〜
▼漁業法改正を許してよいのか 奪われる漁民主権、内水面漁業・養殖業にも影響 〜新美貴資の「めぐる。」78〜

その他。

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最新号18.12.5発行しました! [本紙記事/速報]


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主な内容〈10ページ建て〉
▼鰻魚分会、新理事長に徐遠宏氏就任、新たな船出へ 「2018年中日加工鰻座談会」開催、先月28日/広東省佛山市「金茂華美達酒店」〜中国、来年8月までの活鰻輸出 ジャポニカ種5,000㌧(昨年4,000㌧)、蒲焼向け原料5,000㌧(昨年1万3,000㌧)〜
▼日本シラスウナギ取扱者協議会と全日本持続的養鰻機構が連携 〜シラスウナギ流通適正化で資源保護強化へ〜
▼国内外シラスウナギ漁情報 〜台湾合わせて300kg近い!!日本国内利根川・浜名湖等解禁!!〜
▼ふるさと祭り東京2019-日本のまつり・故郷の味- 入場招待券を5組10名様にプレゼント
▼台湾活鰻輸出実績:2018年11月分「5ヶ月連続の増加へ」〜台湾区鰻蝦輸出業同業公会〜
▼真鯉ひろしの「長いものには巻かれよ」その165 〜SNSから思わぬブームに“クリームソーダ”〜
▼“鰻”と縁のある星宮(ほしのみや)神社へ!! 〜ウナギを食べない地域・岐阜県郡上市美並町粥川「高齢者は鰻を全く食べない」〜
▼師走直前スーパー等の蒲焼拝見!〜春先からの活鰻値上げ影響を受け厳しい販売!!〜
▼美味!!「鯉」メニューのお店76 群馬県板倉町「川魚・郷土旬菜 うおとし」〜若い客の注文も多い「鯉のあらい」〜
▼今号のうなLady Vol.123
▼滋賀県漁連、小鮎の天ぷら出展 〜「第4回ジャパン フィッシャーマンズ フェスティバル」11月22〜25日/東京・日比谷公園〜
▼山形の70種類の魅力が集結!〜「鯉の六十里」が鯉の旨煮出展!「いいもの発見 やまがた物産展」〜
▼人材不足の対策も必要(小堀彰彦会長談)第51回養鱒振興全国大会 11月28日/群馬県渋川市、伊香保温泉「ホテル天坊」〜「ハコスチ」「養殖」テーマの講演も〜
▼10月分の輸入通関統計

その他。

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「蒲焼店が考える“これから”」95 〜2017年3月15日号掲載〜 [蒲焼店が考える“これから”]


5代目 松下さやかさん
(三昌亭/鹿児島県奄美市)

『専門店だからこそ提供出来る料理を作りたい』

早いもので3月も半ばに入った。あと1〜2週間もたてばいよいよ、待望の春到来だ。オフシーズンの中、消費が低迷していたウナギ業界も夏の土用丑の日に向けて、徐々に盛り上がりを見せていく。ちなみに業界注目のシラスウナギ漁は終盤戦に突入しているが、現時点ですでに不漁だった昨年、一昨年の水準で、台湾、中国を含めても漁の期間をまだ2〜3ヶ月残しており、さらなる水準も充分に期待出来るなど業界としても一安心といったところか。
ところで、気になる専門店の販売、そして利益率はどのような状況だろうか。

「うなぎの仕入れ以外にもタレなどを作る材料やその他の仕入れ値も値上がっているため、利益率はやはり圧迫されています。3年程前に値上げを実施させていただきましたが、仕入れ値が全般的に値上がっているため、利益率はほぼ同じ状況です」

近年、外国人観光客の話題にのぼるが、現在、奄美大島で店を構える「三昌亭」さんの販売促進、また海外観光客への対策はどうだろうか?

「外国からの旅行者向けの対策は今のところ何もしておりません。ただ、その一方で東京、あるいは大阪と奄美を結ぶLCCが就航しまして、日本国内の他のエリアから、いらっしゃる旅行者の呼び込みのためにタウン誌等での広告やSNSを活用し、宣伝しております。また奄美大島が世界遺産登録に向け動いているので外国人旅行者向けにもこれから対策していこうと思っております」

ちなみに良いウナギとは?

「奄美大島は太ものを好む地域なので国産の4Pサイズを扱っています。私自身、うなぎをさばき始めて日が浅いので『良いうなぎ』というのが正直、どのようなものなのか、まだまだ分からないので日々勉強しております。ちなみに日本養殖新聞を見て養鰻業者さんも全国にたくさんあるのだと驚きました。うなぎのことについて、知らないことがたくさんあるので各地、養鰻場を見学するなどして色々と教えていただきたいと思います」

ところで、昨今のウナギ資源保護問題についてはどのようなご意見があるだろうか。

「ただひとつ、研究がさらに進み、ウナギ完全養殖の大量生産技術が確立されることを望んでいます」

一方、ウナギ資源と同様に、近年、深刻な状態になりつつあるウナギ職人不足についてはどのような考えを持っているだろうか。

「私は、生まれたときからうなぎが身近にある環境で育ってきました。自然にうなぎに興味を持ち、この道に進んできたのですが、意外とうなぎを召し上がったことのない方やどのように調理されているのか、存じない方もいらっしゃいます。小さい頃からうなぎを見られる、知れる環境、専門店でうなぎをさばいている姿や焼いている姿をもっとご覧いただくことで興味を持ていただけるのではないかと思います。そして、気持ちよく働いてもらえるような、職場の環境づくり、労働条件などの改善も大切なことだと思います」

専門店を取り巻く状況は大きく様変わりしている。今後、お店としてどうあるべきだろうか?

「東京から、奄美に旅行でいらっしゃったお客様に聞いて一般的なうな重やうな丼以外にくりからやひれなどがあることを知りました。それから東京の『うなぎ串焼き くりから』さんで勉強させていただいて、他にも様々な料理法があるのだと学びました。うなぎは本当に捨てるところがなく、まだまだ色々な調理の仕方があると思いますので、今までの伝統も守りつつ、専門店だからこそ提供出来るうなぎ料理を作っていきたいです」

[データ]
「三昌亭」
〒894-0032 鹿児島県奄美市名瀬柳町9-13
電話:0997-52-0618

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*「蒲焼店が考える“これから”」は現在、日本養殖新聞で連載中

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